全国ふるさと昆布料理自慢

月別アーカイブ

<< 人参しりしり | main | 炊き込みごはん >>

ウクライナ人に昆布だしを振舞ってみると…?

ボルゼネッツ絵美昆布大使(東京都)

 

皆さまいかがお過ごしでしょうか?
引き続きウクライナねたにお付き合い頂けましたら幸いです。
前回の内容は、親戚のウクライナ人たちから好評だった出し巻き卵エピソードと首都キエフのスーパでのミニミニ市場調査のご報告でした。

今回は、親戚から好評だった昆布レシピのご紹介に加えて、不人気だった昆布レシピについてもレポートいたします。

 

まずは好評だった昆布レシピについて。結論を先に申し上げるとそれは、そうめんと天ぷらセットでした。

この2品は、ボルゼネッツ家 海外deおもてなしのテッパンのコンボとして定着しています。

といいますのも、持ち込む食材は基本的に昆布、かつおぶし、醤油、素麺などで済むうえ、ひとまず濃いつゆを作っておいて、お料理に応じてつゆの濃さを調整すればよい便利さと反響の良さからです。

場合によっては、市販のめんつゆを持って行ってフル活用することもありますが、今回はせっかくなので一から作りました。

 

さて、おそうめんの反応についてですが、親戚一同食べる以前に、お箸を使って麺を運ぶことに難航。

そして、いざ食べ始めてみると、フォークに持ち替えて思いっきり食べたいと言う人と、とりあえず箸で日本風に頑張ってみる、という人に分かれました。

しかし次第に、フォークで食べる人々の麺の消費スピードが速く、お箸組はそれを見て焦りを感じる展開に。

意地でも箸で食べきりたいスヴェータ伯母さんを除き、結局全員がフォークに持ち替えて食べる運びとなりました。

薬味は、大根おろし、わさび、生姜のすりおろしを用意していましたが、わさびが一番人気。

皆さん黙々と麺をすすり、ざるに麺が一本も残っていないザ・完食を目にして、喜びが込み上げます。


ところで、お箸についてですが、昨年のクリスマスにお茶碗と一緒に人数分お送りしていたものを利用した次第でした。

普通のウクライナ家庭には常備されていないと想像しますので念のため。

 

続いて、天ぷらですが、私の手つきを注意深く見守る女性陣から、素材を油から引き上げるのが早すぎるのではと疑問を呈され、最初は皆さん若干の不信感を抱えながら恐る恐る口にすることに。

しかし、その疑いもYum!やFlavorful!というリアクションと共に晴れて一安心でした。

天つゆは、「テクスチャーはサラサラだけど何ともいえない奥深い味がする」「油ものなのに天つゆでさっぱり沢山食べれるから危険(笑)」などのコメントを頂きました。ウクライナの方々の味覚にもマッチした模様です。

抹茶塩の存在をはじめて知る方も多く、皆さん興味深く口にしていましたが、大根おろしを天つゆにあわせて頂くスタイルが一番お口にあったようで、急ぎ追加で擦ってお出ししました次第です。

 

それでは、反応がいまいちだった昆布レシピについて。

一つ目は、昆布の佃煮でした。ロシア・ウクライナ料理は、お菓子以外で砂糖を使うことは基本的に無いようで、甘辛いテイストの料理は食べ慣れないとのことです。その傾向は年齢が上がるにつれ顕著だと感じました。

 

また、二つ目が、めんつゆを作る過程で試しにお出ししてみた昆布出汁。使用したのは都内高級スーパーで奮発購入した日高昆布でした。夫以外全員、う〜んという表情で、海藻っぽい味がする等のコメントが飛び出しました。

出汁をとったあとの昆布をスライミーだと怖がる方もいました。

そのような方でも麺つゆ、天つゆは、つゆまで飲み干すほど気に入ってくれ、今年のクリスマスプレゼントBOXには、リクエストされていためんつゆボトルも同封して先日お送りした次第なので、そのうち昆布出汁も気に入ってくれる人が現れると期待しています。次回の訪問が楽しみです。

 

最後になりますが、国際化の進んでいる首都のキエフにおいても、マグロやサーモンの各種創造的な寿司を除き、まだ一般的には和食がもの珍しい存在です。そのような場所で和食を作り、良い反応、微妙な反応をリアルタイムで見ることが出来て勉強になりました。ただ、料理とおしゃべりに夢中で、その様子を写真に残せていませんでした。ですので、代わりといっては何ですが食後の団らんに出てきたピロシキ写真を掲載いたします。あちらのピロシキは揚げではなく焼きが主流のようです。中身は甘めのカッテージチーズでした。

 

 

昆活をはじめ3か月ほどが経ちましたが、日々学びと驚きの連続です。2018年も引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

コメント
コメントする









トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://kombu-net.jugem.jp/trackback/2025
ページの一番上へ