全国ふるさと昆布料理自慢

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昆布をもっと日常に取込むために

蒲澤章子昆布大使(東京都)

 

 

食の多様化に伴って、世界中の食材や料理を簡単に口にすることが出来るようになりました。

食事の形態も時代とともに変化し、家庭での食事は外食や中食が多くなり、求められているのは手軽さや簡便さばかりのように感じます。このような時代の中で昆布はなかなか受け入れられない食べ物であるように感じられます。


 昆布は日本の食文化や行事食に欠かせないものでありながら、一般家庭での使用頻度もそれほど高くありません。『WASYOKU』と世界中から人気を集める中で、本当の美味しさ、昆布の魅力を当の日本人が分からないのは本当に寂しいことです。
では、どうしたらもっと日常に取り込んでいけるのか消費者目線で考えてみました。


 まず美味しさに気付く事だと思います。昆布のイベントを通しても感じたことですが、昆布出汁の美味しさに驚かれる方が多いのが印象的でした。こんなに美味しいのなら使ってみようと思われる方は多いはずです。
そして昆布をどんな風に使うのか、どうしたら美味しく食べられるのか等の知識を得ることです。美味しさが分かってもどう扱っていいのか分からない方も多いように感じます。どんな風に出汁やお料理に使うのか、食べ方や調理の簡単さ・作りやすさ、昆布の効能に至るまでアイディアを色んな人と情報をシェアしていくことでもっと昆布は日常の食生活に浸透していくと思います。
また昔ながらに食べられてきた昆布料理も最近ではめっきり食べられなくなりました。昆布に親しんできた年配の方に伺ってみるのも、新しい昆布の魅力を知るきっかけになるかと思います。


 毎日取り入れるのは難しい、という方でも昆布の日、和食の日、お盆、お正月、五節句などイベントやお祝いの席などに合わせてお料理に組み込んで楽しみながら取り入れていくことも大切かと思います。子供の味覚育成や行事食、食文化を知る上でも昆布は欠かせないものです。美味しさだけでなく、昆布の様々な側面を知ればもっと興味が持てるはずです。


昆布は今の時代だからこそ積極的に食べたい食品であると言えます。ただ、どんなに昆布が素晴らしくとも、その良さや、使い方、便利さ、美味しさが分からなくては消費が増えることはありません。昆布の特性や利点を一人でも多くの方に知り、取り入れることで自ずと昆布のある豊かな暮らしが広がっていくことになると思います。

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