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全国ふるさと昆布料理自慢

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昆布の出前授業2

小土道治昆布大使(北海道)

 

昆布は潮流の関係で横に寝そべってます。
潮流の強さや向きは結構変わります。潮流がない状態だと昆布同士が絡み合うこともあります。

 

 

これは昆布のカギ採りという採取方法で、ナガ昆布の採取時に行います。

 

 

底に見える昆布の向きに合わせて棹を入れるのですが、上手じゃない人は画像のようになります。

船同士が隣り合ったりするので、早い者勝ちで先に昆布をかけた方がとります。
なので、なるべくいっぱい棹にかけます。

同時の場合は根に近い方がとります。
たまにこれでケンカになります(笑)

 

 

水面にあげた昆布は手で抜いていくのですが、棹前昆布は柔らかいためゴムみたいに伸びます。
水温も6月の上旬ぐらいだと、手が5分でカジかみます。

操業終了の30分前に帰船合図のサイレンが鳴り操業終了時間にもサイレンが鳴ります。
一斉に港に帰ります
船を接岸させ、クレーンで昆布を吊り上げます。

 

 

後は大体の方はご存じでしょうが、干場に昆布を干していきます。
これはこれでスピード勝負です。

 

 

天気が良すぎると、昆布の水分が減りベタベタとくっつきます。
棹前は特別くっつきます。
生乾きぐらいで昆布を全て棒にかけて乾燥機に入れます。

 

この合間をぬって昼ご飯を食べます。
昆布を全て乾燥機に入れるころには大体夕方です。
たくさんとったり、手を余すような細い昆布や急な雨などがあれば夜の九時とかまでかかったりもします。
 

乾燥機は大体65度くらいの熱風を六時間から十二時間かけます。
根室では天気が安定しないので乾燥機を必須とします。
完全天日だと色合いが悪くなったり、太陽に熱せられた石で昆布に穴が開いたりと、良質な製品にしにくくなるからです。

乾燥機で乾燥させた昆布は夜の十二時から朝五時くらいの間に水をかけ柔らかくします。
なぜ水をかけるのかというと、昆布同士がくっついた状態で乾燥するからです。
棹前昆布は特別くっつきます。
何においても貝殻昆布は手間がものすごくかかります。
乾燥した状態で二人乗りで四百キロ以上を一日でとってきますので、とても大変です。
水をかけて柔らかくした昆布のくっついた部分をはがして、束ね積んでいきます。

 

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