全国ふるさと昆布料理自慢

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ウクライナ人に昆布だしを振舞ってみると…?

ボルゼネッツ絵美昆布大使(東京都)

 

皆さまいかがお過ごしでしょうか?
引き続きウクライナねたにお付き合い頂けましたら幸いです。
前回の内容は、親戚のウクライナ人たちから好評だった出し巻き卵エピソードと首都キエフのスーパでのミニミニ市場調査のご報告でした。

今回は、親戚から好評だった昆布レシピのご紹介に加えて、不人気だった昆布レシピについてもレポートいたします。

 

まずは好評だった昆布レシピについて。結論を先に申し上げるとそれは、そうめんと天ぷらセットでした。

この2品は、ボルゼネッツ家 海外deおもてなしのテッパンのコンボとして定着しています。

といいますのも、持ち込む食材は基本的に昆布、かつおぶし、醤油、素麺などで済むうえ、ひとまず濃いつゆを作っておいて、お料理に応じてつゆの濃さを調整すればよい便利さと反響の良さからです。

場合によっては、市販のめんつゆを持って行ってフル活用することもありますが、今回はせっかくなので一から作りました。

 

さて、おそうめんの反応についてですが、親戚一同食べる以前に、お箸を使って麺を運ぶことに難航。

そして、いざ食べ始めてみると、フォークに持ち替えて思いっきり食べたいと言う人と、とりあえず箸で日本風に頑張ってみる、という人に分かれました。

しかし次第に、フォークで食べる人々の麺の消費スピードが速く、お箸組はそれを見て焦りを感じる展開に。

意地でも箸で食べきりたいスヴェータ伯母さんを除き、結局全員がフォークに持ち替えて食べる運びとなりました。

薬味は、大根おろし、わさび、生姜のすりおろしを用意していましたが、わさびが一番人気。

皆さん黙々と麺をすすり、ざるに麺が一本も残っていないザ・完食を目にして、喜びが込み上げます。


ところで、お箸についてですが、昨年のクリスマスにお茶碗と一緒に人数分お送りしていたものを利用した次第でした。

普通のウクライナ家庭には常備されていないと想像しますので念のため。

 

続いて、天ぷらですが、私の手つきを注意深く見守る女性陣から、素材を油から引き上げるのが早すぎるのではと疑問を呈され、最初は皆さん若干の不信感を抱えながら恐る恐る口にすることに。

しかし、その疑いもYum!やFlavorful!というリアクションと共に晴れて一安心でした。

天つゆは、「テクスチャーはサラサラだけど何ともいえない奥深い味がする」「油ものなのに天つゆでさっぱり沢山食べれるから危険(笑)」などのコメントを頂きました。ウクライナの方々の味覚にもマッチした模様です。

抹茶塩の存在をはじめて知る方も多く、皆さん興味深く口にしていましたが、大根おろしを天つゆにあわせて頂くスタイルが一番お口にあったようで、急ぎ追加で擦ってお出ししました次第です。

 

それでは、反応がいまいちだった昆布レシピについて。

一つ目は、昆布の佃煮でした。ロシア・ウクライナ料理は、お菓子以外で砂糖を使うことは基本的に無いようで、甘辛いテイストの料理は食べ慣れないとのことです。その傾向は年齢が上がるにつれ顕著だと感じました。

 

また、二つ目が、めんつゆを作る過程で試しにお出ししてみた昆布出汁。使用したのは都内高級スーパーで奮発購入した日高昆布でした。夫以外全員、う〜んという表情で、海藻っぽい味がする等のコメントが飛び出しました。

出汁をとったあとの昆布をスライミーだと怖がる方もいました。

そのような方でも麺つゆ、天つゆは、つゆまで飲み干すほど気に入ってくれ、今年のクリスマスプレゼントBOXには、リクエストされていためんつゆボトルも同封して先日お送りした次第なので、そのうち昆布出汁も気に入ってくれる人が現れると期待しています。次回の訪問が楽しみです。

 

最後になりますが、国際化の進んでいる首都のキエフにおいても、マグロやサーモンの各種創造的な寿司を除き、まだ一般的には和食がもの珍しい存在です。そのような場所で和食を作り、良い反応、微妙な反応をリアルタイムで見ることが出来て勉強になりました。ただ、料理とおしゃべりに夢中で、その様子を写真に残せていませんでした。ですので、代わりといっては何ですが食後の団らんに出てきたピロシキ写真を掲載いたします。あちらのピロシキは揚げではなく焼きが主流のようです。中身は甘めのカッテージチーズでした。

 

 

昆活をはじめ3か月ほどが経ちましたが、日々学びと驚きの連続です。2018年も引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

真昆布だけでもいろいろあるで

宮谷有希子昆布大使(大阪府)

 

こんにちは。
大阪はナニワの昆布大使、宮谷有希子です。

 

11月27日に、神戸にある「浪花昆布」さんにお邪魔させていただきました。

阪神電車に揺られて「新在家」下車、スマホ片手に歩くこと約5分。(宮谷、とっても方向音痴なんです・・・すみません)

「ちょっとわかりにくいとこにありますねん。せやから、わからんかったらいつでも電話してくださいや」
・・・優しい社長さんや・・・

方向音痴な私でも、スッとたどり着きました。
お気遣いおおきに。小濱社長。

 

浪花昆布さんは、期間限定で「昆布カフェ」を併設されていて、自慢の昆布出汁を使ったパン、スープ、出汁茶漬け、コーヒーなどなど、食いしん坊な私の目はそちらに釘付け。

いやいや、今日は昆布のお勉強やで。
自分に言い聞かせて、お店の方のご案内で社長室へ。

衛生キャップを被った小濱社長がお出迎えくださいました。
(めっちゃ写真撮りたかったんですが・・・私の中のオトナが邪魔をしまして。次回は撮らせてください)

ひとしきり、昆布を取りまく現状や、海外の昆布事情、本物の味覚形成のための教育の大切さ、などなどを話し合い(いや、小濱社長のお話を拝聴し)、工場見学へ!

 

社長「もうな、ほんまに倉庫スカスカやねん。昆布が取れへんようになってきてるんや」

宮谷「やっぱり海水温が高いんですやろか」

社長「それもあるんやけどな、台風で流れてもーてな・・・。
いっぺん流れたら、もう2年は取れへんのや」
「倉庫にあるん出ていく一方で、入ってけーへん・・・」

・・・昆布のうまみを伝えたい、現代人の食生活の圧倒的なミネラル不足解消に昆布をもっと家庭で使って欲しいと思ってるのに、昆布採れへんて、、、北海道て、台風なかったとこやのに、、、あかんやん、、地球環境、考えなあかんわ、やっぱり・・・

などと思いつつ、倉庫にご案内いただきまして。

いきなり、「りしり長切こんぶ 2番切り」の箱が。

社長「2番切り、て、わかりますか」

宮谷「いや〜、初めて聞きましたわ」

社長「そらそやな。これは、昆布の先の方や。1番切りより薄いねん。」

・・・ほ〜〜、そうや、そうや、昆布て長いもんな〜・・カット昆布ばっかり見てたら、忘れてたわ・・・

 

浪花昆布さんでは、いろいろ種類ある昆布の中でも、「真昆布」にこだわってらして、「真昆布」のみ、扱っていらっしゃいます。

つまり、倉庫にある昆布は全て、産地の違う真昆布。

・・・真昆布にもこんな種類あるんか〜・・・

青、赤、緑、紫、、、それぞれ等級を表す色の紐で梱包された昆布の箱が積み上げられて、保管、熟成されています。

社長「これは黒口浜、これは白口浜、本場折、、、本場折いうても、、、、%&’((’’&%##%&’’(、、、」

・・・しゃ、社長、覚えられん・・・

その後も、産地の違い、海流のこと、海水温のこと、促成と天然と養殖のこと、寝かせた年数による味の違い、、、

説明しながら、ちょっとずつ、味見をさせてくださって。
それぞれ、全く違う味!
「おもしろい、、、昆布、おもしろい!」

社長の熱い「真昆布愛」、しっかり受け止めさせていただきました。

教えていただいたことがたくさんすぎて、宮谷、これから自分の中で昆布のようにしっかり噛み噛みさせていただきます。

社長「昆布出汁の取り方うんぬんよりも、どの昆布使うかの方が大事やで」

・・・宮谷も、調理師専門学校できちんとした出汁の引き方、習いましたけど、今、主婦目線から、あれ毎日はできへんと思います。


プロの知識を一般家庭に無理のないようアレンジする。
これが昆布大使のオシゴトかな、、と、お役目示していただきました。

小濱社長、お忙しい中、ありがとうございました。

昆布カフェの青菜のポタージュ、昆布入りパン、昆布出汁茶漬け(これ、ほんっまにおいしかったです!幸せの味しました)、どれもおいしゅうございました。
期間限定(12月28日まで)と言わず、続けてほしいです。

店内で販売されている佃煮や、昆布も、社長が熱く説明くださいました。
「本物にこだわる」
その気持ちに触れさせていただきました。

日本の伝統食を未来に伝える。

微力ながらその端くれ棒を掴ませていただきます。

近くて遠かった昆布の世界、これから、みなさんにどんどん紹介していきたいと思います。

 

昆布大使

soy昆布大使(大阪府)

 

昆布大使に任命して頂きました。
早いもので もう、2017年も終わろうとしています。

今年は海外に行く事が とても多い年になりました。
優しい昆布の味を懐かしく思っていたところです。

 

我が家の食卓に昆布が多く登場する事になったのは もう10年前になります。
娘が生まれてすぐに アレルギーを発症してしまい、色んな治療法にかけずり周っていたころです。

偶然 当時少し流行りになりかけていた マクロビオティックや、玄米菜食に出会いました。
それを必死で知ろうとしている時に、薬草の効果・漢方の効果・時間と病気の関係・・・
自分達が今まで非現実的だと思っていた事が、実は本当の「当たり前」なのではないのか?
と感じてしまわざるをえない出来事に多く出会いました。
マクロビでは昆布ととても深い関係があり、そこから出汁は昆布メインにしています。

幸い娘は完治に近い状態になり、
私自身も海外で、油の多い食事や味の濃い食事&甘いお菓子を食べる事も増えました。
が、定期的に体をリセットする事を忘れる事はありません。

来年も年初から海外に行く機会があり、多様な食事に触れあいますが・・・
リセットを兼ね、1年間沢山昆布と関わっていきたいと思います(*^^*)

 

可愛い 昆布のエプロンが届きました。

 

 

 

最近・・・

食事の比率をどうしようか? 玄米菜食で大丈夫?など、本当に沢山食事ついて考える事があります。
今までは無我夢中で、野菜やお米はオール無農薬 調味料はすべてオーガニック・・・
周りがどん引きして心配する位に、一目散に「自然」というものを追いかけていました。

少しづつ そのような事が無理に近い事、金銭的な面もありますし、
科学的なものを確実に避ける事が出来ない世界に気付き(ここでやっと気づくという 笑)
理想と現実の壁に悩み 方向転換してきた所です。

そして、ダイエットでいえばリバウンドの時期でしょうか?
仕事が忙しいのもありますが、1日1食、とにかく何かお腹を満たせれば良い。

そんな風な生活になる事もあります。
ストイックにするほどリバウンド率が高い!とかも言われてますよね( ;∀;)

 

そんな中、もう今年は終わりに近いので、来年の目標としていくつかルールを決めてみました。

☆朝にボリュームのある食事をとる

☆昼は好きな物を食べる(私は基本的に1日2食なのでお昼は食べません)

☆夜は菜食中心の粗食


簡単に言えば、今までの生活と逆転させるということですね 笑
家族はつい同じ食生活になってしまいますが、体調や体のつくりがそれぞれ違います。

普段お昼は給食なので、同じものは食べる事はありません。
お出かけした時のランチは好きな物を楽しみたい♪ という少し自由に調節する時間として昼はフリー。
夜はお腹も肉体も心も休む時間。

私の勝手なルールですが アハハ

食事はお腹を満たすものではなく、活動する為の物なので その人の仕事や時間、
体調に合わせて考えるのが良いのでは?という結論というだけの事です(*^^*)

長くなりましたが、これからも昆布ネタにお付き合いくださいませ。

昆布の栄養について

コンブリアン唯昆布大使(東京都)

 

はじめまして。コンブリアン唯です。
のちに、化粧水を手作りしたり、ダイエットのための活用法をご紹介したいなと思うので、
昆布の美容成分やダイエット成分についての第一弾として、海藻特有の食物繊維についてまとめました!
ご存知の方も多いかと思いますし、まとめ方としては疑問が残る点があるかもしれませんが、
復習のつもりでもご覧いただけたら幸いです。

 

 

【昆布の栄養について】


昆布の10g中3.68gは食物繊維。昆布のネバネバ成分「アルギン酸」や「フコイダン」といった
水溶性食物繊維では、昆布の乾燥重量の約10%と言われている。
水溶性食物繊維は糖質や脂質の吸収を抑え、コレステロール値の上昇を抑える。
水溶性食物繊維の一日に必要な量は、18歳以上の女性で18g、男性で20gとされている。
今回はその『アルギン酸』と、『フコイダン』についてまとめた。

 

1.アルギン酸
アルギン酸は「お腹の調子を整える食品」「コレステロールが高めの方に適する食品」として
厚生労働省許可の特定保健用食品(トクホ)に指定されている。
そのままでは水に溶けない物質であるため、ナトリウムやカリウムなどの一価イオンと塩をつくる性質を持ち、水に溶けるようになる。
水溶性のアルギン酸としては、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸カリウム、アルギン酸アンモニウムなどがある。
水溶性のアルギン酸カリウムは、そのぬめりにより余分なコレステロールを包みこんで体外に排出する作用を持ち、
不溶性のアルギン酸カルシウムは胆汁酸を吸収して排出する作用を持つ。
これらは、体内でカルシウムと合成されたり、ナトリウムと合成されたりする。
胆汁酸はコレステロールを原料としてつくられるため、アルギン酸カルシウムは胆汁酸を排出する作用を持ち、
コレステロール値を下げたり、胆石の生成の予防の効果が期待できる。
アルギン酸ナトリウムの特性は、冷水にも熱水にも溶解する。水に非常に溶けやすいため、
分散する場合にはダマにならないよう注意が必要である。
アルギン酸塩の溶液はpH5以上では粘度が安定するが、pH4以下では溶けにくくなる。
これはアルギン酸塩がアルギン酸に変化することが原因で起こる。

 

2.フコイダン
「フコイダン」とは、昆布やワカメなどの海藻(褐藻類)に多く含まれる成分で、
表面を覆うように付着している粘着物で硫酸化多糖体。
主な作用としては腸管免疫の刺激で、腸管へ進入後、腸管内で免疫細胞に働きかけてインターフェロン-y(IFN-y)
の産生を促しナチュラルキラー(NK)細胞を活性化させ、全身の免疫力を高めることが知られている。
しかし高分子のため、吸収が良いとは言えない。

 

【参考文献】
北海道漁連
http://www.gyoren.or.jp/konbu/
フコイダン 化学構造画像 http://agribio.takarabio.co.jp/technology/images/konbu_pict02.gif
統合医療臨床情報センター
  http://npo-imc.or.jp/component/
DSP五協フード&ケミカル
http://www.tatourui.com/
多糖類.com
http://www.tatourui.com/

シンガポール昆布事情

河崎千代美昆布大使(シンガポール)

 

こんにちは!2017年昆布大使の河崎千代美です。
シンガポールは、アメリカなどの大国ほどではありませんが、いろんな人種の集まる国です。マレーシアから独立して50余年独立してからは目覚ましい発展を遂げた小さな国です。
公用語もマレー語・中国北京語・英語・タミール語の4つがありますが、実際には英語が共通語となっています。
近年、中国語で最初に声をかけられることが当たり前となっています。英語が共通語なのにどうして中国語で話しかけてくるの?と、頭の中で混乱してしまします。

 

そんなミックスカルチャーのシンガポールでも日本の食材を手に入れるのは意外と簡単です。日系のお店がたくさん進出していますし、和食、焼き肉レストランやラーメン屋にケーキ屋さんなど日本のお店も大人気です。
しかし、シンガポールで日本の昆布を手に入れようと思うとお値段がかなり高価になります。毎日使える様な手軽なものとは決して言えません。
そんな高価な昆布を、地元の庶民的なスーパーで見つけました。

 

 

シンガポールは、中国からの品物がたくさん入っていますので日本の物かと思いきや中国で製造されて、日本語表記になっている商品も多く目にします。
北海道の立派な真昆布とは違い、細くて小さく裁断しています。
ひとつの方には『福建海帯』と書いています。
これは、福建省のことでしょうか?福建省産の昆布?ということでしょうか?
ドライシ―ウィード(乾燥した海藻・わかめ・昆布)と言うことだから、やはりだし昆布ということなのでしょうね。
もう一つは『海帯線』みたいな漢字があり、細切り昆布みたいです。
これは、おかずにでも炊き込んで使うのかしら?お値段は日本円にして数百円程度です。
今回は、商品を眺めるだけでしたが次回は一度購入して料理に使ってみようかと思います。


さて、シンガポールの人達はこの昆布をどんなふうに使うのかすごく興味ありますが、私の周りで使っている人もいないので想像が膨らむばかりです。
シンガポールの昆布事情・・・まだまだ不思議の域を超えません。

昆布講座 @ 築地 吹田商店

佐藤由佳子昆布大使(東京都)

 

皆さま、こんにちは。
11月の晴れた土曜日、吹田商店さんの昆布講座に参加するために築地に行って参りました☆

実はワタシク、昆布大使になるずっと前から吹田商店さんの講座に行きたいと思っていたのですが、
チャンスに恵まれずに時は過ぎ・・・やっと念願叶って参加することができました。

 

吹田商店さんは、東京の代表的な寺院の一つである築地本願寺の真横、築地場外のとても立地の良い場所にあります。
明治25年、大阪府靭(うつぼ)にて創業され、昭和2年には東京築地に支店をオープンされ現在に至ります。
(残念ながら大阪本店は戦火により昭和20年に閉店となってしまったそうです。)
そんな歴史ある昆布商、吹田商店5代目社長、吹田勝良さんが直々に講座をしてくださるのですから、本当にありがたいお話です。

吹田さんは小学校での食育活動もされていらっしゃることもあり、講座は楽しいクイズ形式でスタート!

 

・昆布は海の中でどうやって生えている?

・昆布はいつの時代から食べられている?

・昆布漁の方法は?

・・・etc

昆布情報に関しては、ある程度自信があったワタシクですが・・・
知らないことも沢山あって、とても勉強になりました!

 

続いて、昆布出汁のテイスティング!
種類はこの5種類。

 

・真昆布

・日高昆布

・利尻昆布

・羅臼昆布

・長昆布

 

なんと贅沢なんでしょう!
さすが昆布商、素晴らしいラインナップです。
私は日高昆布と長昆布でお出しをひいたことがなかったのですが、これは色々な面でとても勉強になりました。
同じ昆布であっても、植物学的に違うこれらの昆布たちは、それぞれ持っている風味がまったく異なるのです。
プロの料理人が料理によって使う昆布を変える、という理由も改めて理解できたように思います。

講座はこの他にも、昆布漁の写真を見せていただいたり、
地域によって食べる昆布が違う理由を教えていただいたりと、盛りだくさんの内容でした。

 

その後は、階下のお店で、自身の講座用にカットをしていない天然真昆布などを購入させていただきました。
カットしていない昆布などなかなか手に入りませんからね☆

ちなみに、関東のスーパーでは真昆布はほとんど見かけません。

これは、関東で真昆布を使う習慣がないのが理由ですが、大阪にルーツのある吹田商店さんが
東京で質の良い真昆布をたくさん扱っていらっしゃる理由がとっても腑に落ち、これも嬉しい発見でした。

 

吹田商店さんでは、不定期で昆布講座を開催していらっしゃいます。

これから築地へお出かけになる皆さま。
グルメ探訪やお買い物だけでは勿体ない!

ぜひ、他では体験できない昆布出汁テイスティングを通して、本物のUMAMIを舌に記憶させてみませんか?

お野菜料理は昆布出汁で

宮谷有希子昆布大使(大阪府)


2017年昆布大使を努めさせていただきます、宮谷有希子です。
よろしくお願いいたします。

 

「昆布」というと、皆さま、何を連想されるでしょうか。
お正月の昆布巻き、おでんの具、昆布締め、おやつ昆布、、等々、意識して見渡してみれば、やはり私たちにとって、身近な食べ物であることが感じられます。
日本人の食の下支えとしても、また、海藻を食べる文化のある国としても、昆布はなくてはならないものなのですね。

 

昨今は日本食が世界無形文化遺産となったことから、「出汁」が脚光を浴びており、様々な手軽な「天然出汁」が売り上げを伸ばしているようですが、元を遡っていった材料までの関心はまだまだ薄いように感じます。

昆布出汁は野菜の味を引き立てるには最適です。
鰹出汁、アゴ出汁、イリコ出汁などの動物性の出汁は、旨味が前に前に出てしまい、お野菜の味を覆い尽くしてしまいます。
野菜料理には昆布、椎茸などの出汁が合うように思います。

 

普段の料理に昆布をプラスするだけで、旨味がぐっと上がります。
今朝は、息子のお弁当を作った残りものをお鍋にポイポイと放りこんだものに、刻み昆布を少々。仕上げにお塩をパラリと振ったスープをいただきました。

 


寒くなってきた朝に手軽に「昆布入りスープ」
オススメです(^^)

忙しい方にも昆布のチカラを取り入れるコツ

宮崎智子昆布大使(福岡県)

 

 フリーの管理栄養士として保健指導をしています。

 そのなかで、特に働き盛りの方々の問題点は


・野菜や海藻を取る回数が週2回程度ご飯やパンだけを食べるので、ミネラルや食物繊維が足りない。
   でもカロリーは高い。


・コンビニ弁当や惣菜が多く、味付けが濃いの二点がとても多く、結果メタボに。


原因はやはり時間がないことです。
健康指導でお伝えしている簡単な取り入れ方をお伝えします。

 


●この問題点を解決できるのが、昆布!●


昆布は生活習慣病予防に以下のチカラを発揮してくれます。(まだまだあると思います)
・食物繊維がいっぱい
(特に水溶性食物繊維が多いので、水にも溶け出す)
・しっかり噛むことで満腹感を軽減
・温かいだしを食事前に飲むことで満復感を軽減
・保存性がよい(腐らない)
・持ち運びし易い
・旨味で塩分を減らす
・ミネラルが多い


●料理をしない人でも、昆布を生活に取り入れるコツ


まず、簡単な方法から
・昆布水にして朝一番のお水として飲む
・昆布茶やお吸い物をを食前に飲んで、空腹感を和らげる
・都こんぶやおしゃぶりこんぶを持ち歩いて、空腹時に食べる、ビールのおつまみにも。
・昆布水をレンジでチンして、寝る前に飲む


昆布大使の一年で、もっともっと昆布を知って、忙しいみなさんのお手伝いができる方法を発信していきます。

ウクライナでも身近な昆布

ボルゼネッツ絵美昆布大使(東京都)

 

 

 はじめまして。

2017年昆布大使を務めさせていただくことになりました、ボルゼネッツと申します。

これから1年間、宜しくお願いいたします。


 さて、突然ですが、ウクライナ料理というと皆さんは何を思い浮かべますでしょうか?

私は先月、はじめてウクライナの土地を踏み、現地の味覚に2週間ほど触れて参りました。

飛行機を乗り継ぎ、はるばる赴いたきっかけは、夫の親戚を訪ねるという理由からです。

 

 

夫・義母・義父はアメリカ人ですが、ロシアとウクライナにルーツを持ち現地の親族と交流があります。

印象的だったのが、義両親の食生活は当初イメージしていたコテコテのアメリカ料理ではなく、ロシア系の食事だということです。

 

 若干、話題が逸れましたが、そんな訳で、ここ5年ほどはロシア・ウクライナの文化や料理に多く触れる機会があり、義母からはいくつかのレシピを叩き込まれました。

そんな中で迎えた今回の旅は、未だ食していない未知のウクライナ料理を見つけるという裏目標がありました。

そして出会ったのが、「海のザワークラウト」という名前でスーパーで量り売りしていたものです。

 

 

 なんと、発酵昆布です。親戚に原材料を尋ねると、「昆布・塩。中には酢や砂糖を入れることもある」とのこと。果たしていつ頃から食べられているのでしょうか?

その問いについては、84歳元内科医の夫のおばあちゃんが答えてくれました。「ソ連時代から健康にいいと考えられていて、広く食べられていたよ。特にチェルノブイリ原発事故当時は昆布のヨウ素成分がクローズアップされ、甲状腺にいいということで患者さんに積極的に薦める時期もあったよ。」とのこと。

 

 実際に食べ方を見せてもらうと、マッシュポテトの上に海のザワークラウトを乗せてフォークで混ぜて一緒に食べたり、黒パンに乗せて食べたりと十人十色でした。

ウクライナの多くの世代に愛される海のザワークラウト。しかしながらここ数年は、若年層の中には苦手意識を感じる人も増えているようです。

夫の従姉妹ジュリア27歳もその一人で、体に良いのは分かっているけど、色がちょっと苦手で…とぼやいていました。


 最後になりますが、ウクライナでも寿司レストランが大盛況で、親族たちも日本食に興味深々でした。彼らに昆布を使った日本の料理を紹介し感想をもらいましたので、また来月ご報告させて頂きますね。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

昆布視察

松田真枝昆布大使(北海道)

 

 

 8月初めの昆布視察で、ほぉーって思ったのが養殖昆布のこと。
以前、ある昆布屋さんが昆布の箱に触れながら、「これは養殖昆布ですよ。よくあんじょうしていてとてもおいしい。生産者の努力ですよ」とおっしゃっていたことがずっと心にあって、天然の良さもさることながら、養殖のことも知りたいなぁと思っていたところでの見学でした。


 写真の2枚目までは羅臼の養殖昆布の水揚げの様子です。
海から揚げた昆布をざっと洗い、次にスポンジたわしでしっかり洗って付着している小さな牡蠣を落とします。
海水をポンプでくみ上げています。そして、洗濯物のようにつるしてざっくり干し、そこから乾燥小屋で干していました。たくさんの人が仕事をしています。


 昆布は、漁業者が製品にまでします。
漁業者の個性もあわさって、味ができます。
もちろん、産地によって昆布の味が違う。山から流れ込むミネラルの塩梅もおひさまの角度も海も違う。
いっしょくたにはできないなぁと思った経験でした。


 利尻の養殖昆布の漁師さんに写真を見せていただきましたが、全く違う風景でした。
土地によっての技術の違い、もとからの昆布の味の違い。
そこの風土の中で生きる人の知恵と工夫だなぁとしみじみと思います。

 

使う側は、ゆったりと、色んな昆布を味わって、それぞれのお気にいりに出会えたらいいなと思います。そして、その土地へ、海へ、漁師へ、気持ちを寄せられるようになればいいと思います。

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